北九州市立子育てふれあい交流プラザ 元気のもり

チャイルドシート

自動車乗車中の死傷事故が歩行中の事故に比べ増加しています。子連れで行ける遊び場や広い駐車場を持つショッピングセンターが増え。日常自動車に乗る機会が多くなり、それに比例して事故も増加したと考えられます。 子どもの交通事故死の中で最も多いものが自動車乗車中の事故死で、6歳未満の子どもの乗車中の事故は毎年増える一方です。

アメリカでは、チャイルドシートが子どもを事故から守るために有用であることを国民が十分に理解していますので、チャイルドシートを設置しない、あるいは設置していても子どもを座らせないのは「虐待である」という認識が広く社会一般に受け入れられています。

チャイルドシートの 種類

自動車は大人の体格と体力に合わせ設計されています。子どもを安全に自動車に乗せるためには、子どもの体格に合わせるためのアダプターが必要なのです。チャイルドシートは、そのアダプターの働きをするものです。 成長により体格の変わる子どもに合わせ、正しい物を選び、適切に取り付けることが大切です。

事故の状況

「チャイルドシートを使わなくても、ゆっくり、スピードを出さないで運転しているから、私は大丈夫」と考えているのは大間違いです。 実際の交通事故のうち、時速40km以下の事故が半数以上をしめています。また、幼児が乗車中の事故の60%以上は買い物など、ちょっとそこまでの外出時に起こっています。

通行目的別にみた 自動車乗車中の 幼児の死傷者数

「(財)交通事故総合分析センターのデータ」より(平成11年〜15年の累計)

交通事故による幼児の 死傷者数の推移

「(財)交通事故総合分析センターのデータ」より

幼児が乗車していた 自動車の危険認知速度

「(財)交通事故総合分析センターのデータ」より(平成11年〜15年の累計)

チャイルドシートの必要性

車社会の発達した欧米諸国をはじめ、世界の多くの国々では20〜30年前からチャイルドシートの着用は義務化されています。

日本でも平成12年(西暦2000年)4月から チャイルドシート着用が法的に義務化される

時速60km/hでコンクリートの壁に激突したとき
その衝撃はビルの5階から自動車が落下したときの衝撃とほぼ同じである。
車はブレーキをかけて止まることができる
車内の人間は止まることができない(慣性の法則)ので、車の内部に激しくぶつかったり、車外に放り出されたりする。
3kgの新生児を抱っこしていた場合
約50km/hで衝突の瞬間には体重の約30倍の90kgの衝撃が腕に掛かることになり、赤ちゃんを腕で支えることは不可能。

チャイルドシートを適切に着用すれば、交通事故による死亡例を確実に減らすことができます。チャイルドシートには、自動車乗車中の乳幼児の交通事故による被害を軽減する高い効果が証明されています。チャイルドシート着用講習会に一度参加されて、ご自分の車にチャイルドシートが正しく着用できているかどうかをぜひ点検してください。正しく着用できていないチャイルドシートでは、大切な子どもを守ることはできません。

自動車同乗中の事故の致死率(6歳未満の幼児)

チャイルドシート不使用では適正使用と比べ致死率が4.6倍、不適正使用では1.8倍高くなっています。チャイルドシートは、正しく使用することで効果を発揮することがわかります。

警察庁交通局「平成15年中の交通事故の発生状況」より

チャイルドシートを選ぶ場合は、安全性はもちろんですが、できるだけ簡単に取り付けられるものを選びましょう。あまり重くないものを選ぶことも重要なポイントです。

取り付けが不十分な場合や間違っていれば、もしもの時に機能しないどころか、かえって思わぬ事故を起こしてしまうことにもなりかねません。また、チャイルドシートは一度取り付ければずっとそのまま使用できるものではありません。弛みが生じたり、大人の席の確保のために外さなくてはならないこともあるでしょう。取り付けに時間のかかるものだと、ついつい面倒になり置いておくだけになったり、いい加減な取り付けにもなりかねません。

チャイルドシートは後部中央座席に装着するのが理想的で、くれぐれも助手席には取り付けないでください。

生後からすぐ首がすわっていない体重10kg(1歳頃)まで使える乳児用シート。乳児用には進行方向と反対の後ろ向きに45°の角度で取り付けるチャイルドシートと、横向きに寝かせるベッド型がありますが、専用シートとしては後ろ向きに使うものがほとんどです。

幼児用
体重が10kg位から4歳頃まで使うチャイルドシートです。首がすわる4カ月頃から使うものなどさまざまな種類があります。1歳頃から使うタイプは前向きに取り付けます。乳幼児から使うタイプは体重が10kgになるまでは必ず後ろ向きに、それ以降は前向きに取り付けて使います。
学童用
骨格と筋肉が発達し体重も15kgを超えた学童用のシートです。法律上6歳からは対象外ですが、安全を考えると10歳くらいまではチャイルドシートが必要です。ヘッドレスト付きの背もたれと、座面を組み合わせるタイプや座面だけのタイプがあります。
思わぬ自動車内の事故

パワーウインドウにも 注意が必要です。

スイッチひとつで開閉できるパワーウインドウはとても便利な装備ですが、子どもが誤ってスイッチを押してしまい、ガラスに首や手を挟まれ大けがしてしまったり、命に関わる重大な事故も発生しています。事故を防ぐための安全装備として挟まれ防止機構付パワーウインドウがあるので活用しましょう。

※参考:京(みやこ)あんしんこども館 [京都市] 監修:国立保健医療科学院 田中哲郎博士

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